- 検査
なぜ寸法が合わない?「歪み」で変わる加工と検査の話
こんにちは!!ナベセイのカレンです!
最近、検査をしている中でよく感じるのが、
「図面通りに加工しているのに、なぜか寸法が合わない」という場面です。
その原因のひとつとしてよく出てくるのが「歪み」です。
歪みというと少し分かりづらいかもしれませんが、材料や加工の影響によって、部品の形がわずかに変形してしまう現象のことを指します。
例えばアルミの部品では、クランプ(固定)した状態では問題なく見えていても、固定を外した瞬間に少し反ってしまうことがあります。また、加工時の熱や内部応力の影響で、加工後にじわっと形が変わってしまうこともあります。
検査をしていると、こういった歪みによって「測る場所や状態によって数値が変わる」という場面に出会うことがあります。
一見すると不良のように見える数値でも、実際には歪みの影響でそう見えているだけ、というケースも少なくありません。
そのため、ただ数値を見るだけでなく、「この材料は歪みやすいのか」「どの状態で測るべきか」といった視点も大切だと感じています。
実際に三次元測定機で測定を行う際にも、ワークの置き方や固定の仕方によって結果が変わることがあり、測定条件を揃えることの重要性を改めて実感しました。
歪みは目に見えにくいですが、加工と検査の両方に大きく関わる要素のひとつです。
まだまだ勉強中ではありますが、こうした現象を正しく理解しながら、より精度の高い検査ができるようになりたいと感じています。
☆ナベセイは神奈川県川崎市と横浜市に工場を構える金属加工会社です。マシニングセンタや旋盤を使った部品加工、
アルミやステンレスの切削加工などを行っています。加工方法や図面についてのご相談も、どうぞお気軽にご連絡ください!!☆
かれんちゃん
保有資格
- マシニング加工歴1年以上
メッセージ
毎日が新しい挑戦の連続です!