- 総合加工サービス
- その他加工
- マシニング加工
- NC旋盤
- 汎用旋盤
- 検査
ノギスとマイクロメータの違いとは?寸法によって測定器を使い分ける理由
こんにちは!ナベセイのかれんです!
今回は、切削加工された部品を検査するときに使う「測定器」についてお話ししたいと思います!!
加工された部品が、図面通りの寸法に仕上がっているか。それを確認するのが検査の仕事です。私も検査の仕事をするようになってから、ノギスやマイクロメータ、3次元測定機など、いろいろな測定器を使うようになりました。
最初の頃は、「寸法を測るなら、どれを使っても同じじゃないの?」と思うこともありました。
でも実際に検査をしてみると、測定器にはそれぞれ得意なことがあり、図面の寸法や公差によって使い分けることがとても大切だと分かってきました。
ノギスとは?
ノギスは、ものづくりの現場でよく使われている測定器のひとつです。
部品の外側の寸法だけでなく、穴の内径や段差、深さなど、さまざまな寸法を測ることができます。ひとつの測定器でいろいろな場所を測れるので、とても便利です!
加工中の寸法確認や、比較的公差に余裕のある寸法を確認するときなど、ナベセイでもよく使用しています。
ただし、ノギスですべての寸法を測定できるわけではありません。
図面の公差が厳しくなってくると、より細かな寸法を確認できる測定器が必要になります。
マイクロメータとは?
そこで登場するのがマイクロメータです。
マイクロメータは、部品の外径や厚さなどを、ノギスより細かく測定することができる測定器です。例えば、
「この外径を、もう少し細かく確認したい」というときに活躍します。
実際に使ってみると、測定する位置や測定する力によって数値が変わることもあります。
ただ数字を見るだけではなく、正しく測定器を当てて、適切な力で測ることも大切なんです。
例えば図面に、20 ±0.1という寸法があったとします。
許容される範囲は19.9mmから20.1mmです。一方、20 ±0.01となれば、許容される範囲は19.99mmから20.01mmになります。
同じ「20mm」という寸法でも、公差によって求められる精度は大きく変わります。
だからこそ、「何mmを測るのか」だけではなく、「どのくらいの精度で測る必要があるのか」まで考えて、測定器を選ぶ必要があります。
公差が変われば加工方法だけではなく、検査方法も変わってくるんです!
検査をしていて、もうひとつ感じるのが「どこを測るか」の大切さです。
例えば、円筒形の部品の外径を測定するとします。
一か所だけ測って図面の公差に入っていたとしても、反対側や別の位置では少し寸法が違っていることがあります。加工された部品には、わずかなテーパーや形状の変化が発生する場合もあります。そのため、必要に応じて測定位置や方向を変えながら確認することもあります。
私は検査を始めた頃、「測定器を当てれば寸法が分かる」くらいに考えていました。でも実際には、「どの測定器を使う?」「どこを測る?」「何か所測る?」
というところまで考える必要があります。検査って、思っていた以上に奥が深いです!!
ナベセイでは、ノギスやマイクロメータだけではなく、3次元測定機を使用して検査することもあります。複雑な形状や位置関係、幾何公差など、通常の測定器だけでは確認が難しい部分を測定するときに活躍します。
測定器によって得意な測定はそれぞれ違います。
だからこそ、図面を見ながら、「この寸法は何で測るのがいいんだろう?」と考えることも、検査の大切な仕事のひとつです。切削加工というと、「機械で金属を削る仕事」
というイメージが強いかもしれません。でも、加工して終わりではありません。図面通りに加工できているのかを確認して、初めて製品として送り出すことができます。
加工する技術と、それを確認する検査。どちらも、ものづくりには欠かせない工程です!
私もまだまだ勉強中ですが、これからも実際に検査をしながら、測定や図面について少しずつ理解を深めていきたいと思います。
ナベセイでは、旋盤加工・マシニング加工をはじめ、さまざまな切削加工に対応しています。試作1点から量産品まで、材質・形状・数量・要求精度に合わせて加工方法を検討いたします。
「この公差で加工できる?」
「こんな形状だけど測定までお願いできる?」
そんなご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください!
これからも加工だけでなく、検査の現場から見えてきたこともお伝えしていきます!!
☆ナベセイは神奈川県川崎市と横浜市に工場を構える金属加工会社です。
マシニングセンタや旋盤を使った部品加工、アルミやステンレスの切削加工などを行っています。加工方法や図面についてのご相談も、どうぞお気軽にご連絡ください!!☆
かれんちゃん
保有資格
- マシニング加工歴1年以上
メッセージ
毎日が新しい挑戦の連続です!